◆果てのない海と砂砂漠が広がる夏の土地
エスターテ領の最も重要な特徴は、四季の国で唯一海に面した地方だということです。
まばゆい太陽の光が降り注ぐ中、海上に忽然と姿を表すのは夏の街「グアナバラ」。
「禁漁海域」と呼ばれる場所では、幻の島や海の怪獣が現れたという噂もあります。
また、この海には果てがないと言われ、これまでに外国へ辿りつけた人はいない(?)ようです。
以前は一面の草原だった夏の土地も、いまでは「アク・マカン砂漠」に呑みこまれつつあります。
主な原因は雨が降らなくなったためだそうで、これも四季の異変の1つとされています。
この地方で最も謎めいた建造物……それが「鏡の塔」です。
一説には古の時代の天体観測所だったのではないかとも言われていますが、真偽は不明です。
ちなみに、塔の名前の由来については、頂上までたどりつけばおのずとわかるそうです。
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